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物理療法機器

 物理療法とは、物理的なエネルギーを利用して身体の疼痛や筋肉・関節拘縮、筋力低下といった症状や障害に対して改善を図る治療方法のことを指します。 この物理的なエネルギーには温熱・寒冷・電気刺激・超音波・レーザー光線・牽引などが含まれます。

電気治療の種類とその効果は?

TENS(経皮的末梢神経電気刺激)テンス

低周波治療と言えば一般的にはこのTENSのことです。
痛みを和らげ、凝りをほぐします。

 

EMS(神経筋電気刺激)

筋肉や運動神経に電気刺激を与えて筋肉を収縮させます。
ケガや痛みの治療に効果が高く、麻痺した手足などのリハビリなどで使用されますが、最近では筋肉トレーニングを目的としての利用にも注目されています。スポーツの世界でも積極的に使われています。

マイクロカレント(微弱電流療法)

人の身体に流れている生体電流に似た微弱な電流を使った治療法です。
ケガや痛みの治療に効果大です。痛みを和らげ、筋肉をマッサージしてコリやマヒをほぐします。

 

干渉波

周波数の違う2種類の電流を交差させることで干渉を起こし、これを治療に応用します。
皮膚抵抗の低い中周波電流を利用できるので、低周波に比べるとピリピリ感が少なく、深い所まで作用させることが出来ます。主に筋肉トレーニングに使用されています。

 

ロシアンカレント(ロシアン電流)

2500Hzの中周波を使った電流刺激で、主に筋トレーニングに使われます。
ロシア人のヤコブ・コッツによって紹介されたのでこう呼びます。

 

高圧電流刺激

低周波では届きにくい筋肉の奥深くの痛みやコリに向いています。
高い電圧の電気刺激を短時間流すことで、皮膚の抵抗を受けにくくして深部治療を行います。

 

立体動態波刺激

深部から表面まで広い範囲を対象にしており、痛みや筋障害に対して効果を発揮します。
電流を3次元にクロスさせることで、複雑な干渉域を発生させます。

 

超短波(マイクロ波)刺激

体の比較的浅い部分で温熱効果を発揮。血行をよくして、神経痛の痛みや凝りに働きかけます。

 

 

 


    ・ 低周波(0~1,000Hz)
   ・ 中周波(1,000~10,000Hzあたり。しっかり定義はない)
   ・ 高周波(10,00Hz~20,000Hzあたり。中周波以上、超音波未満のもの)

   ・ 超音波(20,000Hz以上くらい。人間の耳に聞こえないほど高い周波数)

   ・ 超短波(300MHz~3THzの電波(電磁波))

 

まとめ

•   電気治療器は低周波から超音波まで目的に応じた様々な周波数帯のものがある

 

·   電気治療の目的は、筋肉を電気刺激で動かして、筋肉をほぐして血流を改善、痛みの軽減などが主なところ
 

·   マイクロカレント以外の電気治療は1回15分と短い時間で効果がある
 

·   電気治療は根本的にケガを治す治療ではない
 

·   電気治療は神経ブロック(痛みのコントロール)の効果がある
 

·   人体の皮膚には電気に対する抵抗があり、家庭用低周波治療器のようなものは、強くするとピリピリする

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